前回のラー博(新横浜ラーメン博物館)の続きです。
今回は年下友だちから
「黒電話使ったことないヨ」
と言われたお話
昭和レトロな『新横浜ラーメン博物館』にて
こんなにキラキラした昭和レトロの裏側も拝めるのが
ラー博(新横浜ラーメン博物館)
の魅力
ちなみに裏側も気を抜かずにレトロ
中地下2階の路地裏を歩けば、この再現度!!
大通りにはない情緒を感じられます。
そしてこの光景
いい意味で「小汚い昭和」も再現しています。
(小便スルベカラズって・・・)
酔っぱらったサラリーマンのお父さんが頭にネクタイ巻いて出てきそうな雰囲気
ベッタベタですが、いてもおかしくない空気です。
問題の『黒電話ゾーン』
なつかしいぃぃぃぃいいい!!
あふれる昭和感
好き!!
(゜B゜)(=゚ω゜)
友「ちょ・・ちょっと入ってみませんか?」
私「いいともいいともー!!」
私「なつかしいよぉおおお!!昔使ったなぁ」
友「えっ・・・わたし使ったことありません」
私「んっ?・・んん?? 使ったことないの?」
友「はい、だからこの・・回すんですよねコレ。あこがれてて・・・」
私「・・oh」
わたしと黒電話
遠い昔の話だけど、わたしが小学校低学年当時は黒電話だった記憶がある。
小学校も半ばに差し掛かるころには黒電話ではなく、ぐっと今の固定電話に近づいてきたんだけど、わたしにとって黒電話とは昭和の象徴的アイテムなのである。
クラスの中でもとりわけ山奥に住んでいることで(一部に)有名だったわたしは、クラスの中でもひときわ田舎者だったわけですが、わたしの祖母の家はさらに上をいく田舎だったわけで、分かりやすく言うならば五右衛門風呂がある家でした。
もちろんお風呂を沸かすのは薪(まき)
そして電話は黒電話
ボーン、ボーン、と時間の回数分の音を周囲一帯に響かせる振り子時計。
夏休みに遊びに行くと・・午後の三時ごろだったかな。
町内放送でラジオ体操が流れていた。
シュールだ・・。
シュールすぎるぞ。
ちょっと現代っ子は想像できない世界かもしれない。
(´・B・`)
今みたいに留守番電話とかないから、相手が出なければ切るしかないし、相手が出るまでかけなおし。
保留ボタンなんて便利なものもないから、受話器を置いたら音楽が鳴るという、保留専用のオルゴール付き受話器置きなんかもあったんだぞ。
かんたんには想像できまいて!
(ΦBΦ)カッ!!
と、まぁ黒電話は懐かしさの対象なのです。
ちなみにわたし、薪でふろ沸かした経験もあります・・・
というか、実家でふつうに薪で風呂沸かしてたんですけど。
田舎すぎて泣きそう。
ははは・・・懐かしいなー(棒読み)
現実に戻って、博物館でのお話
↓ 調べると、まだ普通に売ってるもんですね!
友「でもきっとコレ触っちゃダメなやつですよね・・ああ、残念。かわいい・・・」
この一言で我に返る。
私「そうだね、わかんないけど触らないほうがいいやつかもねー」
(そっか・・使ったことないのか・・・そうか・・・(白目))
たった五年でも家庭が違えば文化が違う。
ちょっとした世代間のギャップを感じた一日でした。
年齢が違うと感性も違うので目からウロコが落ちることもしばしばです。
色々な年代の方とお話すると新しい発見がありますね。
おまけ
ちょっと古い感じが逆に新しいかも?
こういうセンスもけっこう好き。
ちなみに年下の夫に黒電話の件をたずねると、
私「黒電話使ったことある?」
夫「ないよ~普通の電話だったよ」
私「お、おう・・・ちなみに、どんな」
夫「普通のボタン押すやつ。俺らの年代ならこれでしょ」
私「ん?・・う、うん (言えぬ・・ふつうに使っていたとは言えぬ)」
世代というより、家庭の違いかもしれませんね。
もっと若い世代になると、電話のアイコンが何を表すのか分からないらしい。
びっくりだよね。
あなたは黒電話使ったことがありますか?
マタネ(゜B゜)ノ