前回から、まじめな話題しかしていませんが、今回はブラックな話題に入ります。
心に小さじ一杯の闇を抱えた女
欲ねる子です。
(゜B゜)ノ
前回はとてもホワイトでしたね。
人生の基本中の基本。
「自分で決める」ということ
誤解がないように補足すると、困っていることを周囲に相談するのは悪いことではありません。
ただし「家族」や「親友」だからと言って、必ずしもこちらの幸せを考えてくれるわけではないというお話です。
ここはブラック婚活相談所なのでね。
今回はちょっとブラックなことをお伝えしようと思います。
テーマはフレンドエネミー、略してフレネミーのお話。
あなたの近くに、友だちの皮をかぶった悪魔がいるかもしれませんよ?
[:contents]
友だちの皮をかぶった悪魔フレネミー
フレネミーというのは造語で、
フレンド (友だち)
エネミー (敵)
をつなげて言ったものです。
フレンドエネミー
略してフレネミー
表面上は「うちら親友だよね☆」と言うのですが、陰でこちらの不幸を笑っていたり、こちらが不幸になるように仕向けたり。
人を不幸にする技においては天下一品です。
前世代ドラえもんのジャイアンのような強引さと、性格が悪い時のスネ夫を足したような陰湿さをもっているのが特徴。
深く関わり合いにならなければ「明るくて感じのいい人ね」と好印象に捉えられるフレネミー。
本心にはヘドロのような邪悪な闇を抱えている身近なモンスターです。
それでは、残酷で不快なフレネミーの世界をご紹介します。
実際によくあるフレネミー目撃例
たとえば3人の女子がいるとします。
A,B,自分の3人です。
表面上には友だちのふりをして「うちら親友じゃん」と言い合うんだけど、AちゃんがいないときにBちゃんがこういうのです。
B「Aちゃんさぁ、ちょっと調子乗ってない? 」
私「え、そう? どういうところが?」
B「気づいてないの! Aちゃんって生意気過ぎない?」
私「んー、そう? 気にしたことなかった」
B「ねる子ちゃんがいないときにあなたの悪口言っていたのよ。しかもAちゃんて自分が一番可愛いと思ってるナルシストじゃん。あの顔でナルとかマジうけるし」
私「・・・」
そこでAちゃんが登場
A「なんの話してるのー?」
B「えー、なんでもなーい! ところでどこ行ってたの?」
私「!?」
ザ・女の嫌な部分を凝縮したような感じだと思われました?
これが意外とあるんですよ。
上記のような場合、わたしがいないときにBちゃんはこういうでしょう。
B「ねる子ちゃんてさぁ、ちょっとバカすぎない? ふつう気付くようなことに全然気づかないときあるじゃん。しかもバカなのに調子乗ってるっていうか。このあいだAちゃんの悪口言ってたし」
A「・・・」
ここで、わたしが登場。
私「なんの話してるのー?」
B「えー、なんでもなーい! ところでどこ行ってたの?」
A「!?」
なぜ引っ掻き回そうとするのかは謎です。
ですが、今まで何事もなかった穏やかな人間関係さえも、ぐちゃぐちゃにしようとするのは確かです。
ぐちゃぐちゃにしたうえで、人間関係の中心付近にいようとする。
面倒ごとを押し付けられる場面からはするりと逃げるけど、自分の立場をあげられると分かればこっそりと裏工作をします。
支配的な人格を持っていることが多いです。
フレネミーを分析して思うこと
わたしも小学生の時には、フレネミーの洗礼をさんざん受けました。
おもに言われる側で
陰口の一歩先にあるのはマウンティングです。
フレネミーは、相手が自分よりどれくらい下なのかを計測したがります。
B「ねる子は、今まで悩んだこととかある~?」
私「そりゃあるでしょ」
B「え~、ホントかなぁ~」
なぜ、あおってくるのよ?
私「いや、ふつうにあるし」
B「ふぅ~ん…(何か言いたそう)」
ケンカするのが面倒なので、あおりに気づかないふりでスルーします。
すると面白いのが、エスカレートして分かりやすい嫌味を言ってくるようになるのです。
B「ねる子はホント悩みなさそうでいいよねー?」
私「悩みくらいあるよ (この子、性格悪いなぁ)」
B「え~ぜっっったい! わたしの悩みのほうが大きいもん。悩みなさそうな顔してホントうらやましい~~」
私「…大変そうだね (もうヤダ、めんどくさい)」
今、回想してみて思うのですが、どのくらいまでなめた態度をとっても怒らないかを計測しているようにも思えます。
- どこまでやれるのか
- どこからがアウトなのか
- 自分の役に立つ人間なのか
- 人間関係の中でどのポジションなのか
この計測で「役に立たない、人間関係では下のほう」と判断されたときに、嫌がらせがはじまるようですね。
独裁政権のはじまりです。
好きな子だったり、自分の役に立つ子と判断すれば、仲良くするし、ちやほやほめてくれるんですが、敵に回った時がとっても面倒くさい。
わたしが、そっとBちゃんから離れたのは言うまでもありません。
今思う「小さい時のフレネミー被害」
小さい頃は人間関係を選べないのでしかたなく我慢していましたが、大きくなってからは付き合い自体がなくせたので、ほんとうにラクです。
今でもフレネミーと付き合いがあるという人は、人間関係を考え直したほうがいいですよ。
フレネミーがいなくなるだけで、運が一気に良くなります。
いらないことを考えていたエネルギーを別のことに使えるので、気分が上向きになります。
ヘアアレンジをするのもいいでしょう。
メイク研究もいいでしょう。
ボディケアもいいでしょう。
そういったことをするのを「めんどくさい」と感じていたのがウソのように、やる気がわいてきます。
それくらいにフレネミーの話に付き合うと、エネルギーを消費します。
大人のフレネミーに気付きにくい理由
大人になってからはこういう人に会うことはなくなりましたが、小中学生の時はフレネミーを見かけることが多かったです。
ちなみに、大人になってフレネミーを見かけなくなる理由は2つあります。
ひとつは、
途中で改心して性格がまともになるから
途中で自分の性格の悪さに気づいたのかもしれませんね。
もうひとつは、
長年の経験から学んで巧妙化するから
これは正直手に負えません。
そう、フレネミーはいじめ方がばれないような方向に巧妙化するんですよ。
性格の悪さがランクアップしたと言ってもいいでしょう。
その様子はまるで悪魔です。
え、なんで!? フレネミー化する友だち
わたし自身、フレネミーと付き合わない方向で人間関係を整理していたのですが、フレネミー被害があります。
そして、友人の婚活相談のなかでも、フレネミーらしき被害の報告を受けています。
それは、
今まで親友だと思っていたのに、わたしが婚活でうまくいきだしたことを話したら、急に関係がおかしくなった
というもの。
分かる分かる
わたしも同じ経験があるもの
(゜B゜)
欲ねる子の婚活フレネミー体験談
婚活をがんばって、うまくいきはじめたときに「友だちより男を優先するとか最低」みたいなこと言われて、1年間ほどハブられました。
要するに仲間外れです。
今まで散々、いろんな男と付き合っては別れてを繰り返してきたフレネミー子 。
わたしは、よくその悩みを聞いていました。
わたしも仕事の悩みを聞いてもらっていたので、お互い様だと思っていたのです。
いざアラサーとなって、婚活に全力を入れたわたしが「気になってる彼から連絡来たわ。申し訳ないけど、こっち優先していい?」と聞いた時です。
フレネミー子は、その場では「うわー、薄情者(笑) 分かったよ仕方ないなー」と笑って済ませてくれました。
その場では。
後日友人数人に根回ししていたことが発覚しました。
いわく「友だちより男を優先するとか最低」
フレネミー子「わたしだったら、ぜったい友情を優先するのに。ありえない!」
(どうやら、わたしが今までさんざん相談に付き合った事実は、彼女の中でなかったことにされたらしいです。学生時代からの友情が消えた瞬間です)
わたしは「サイテーな女」とレッテル貼られて、ことあるごとに責められました。
主張してたのはフレネミー子だけで、ほかの子は「なにがあったんだろう?」と思っていたようですが。
ロクなことになりません。
今では、誤解が解けた子とは友だちに戻ったけど、フレネミー子とは線引きをきちんとしたお付き合いをしています。
(共通の友人がいるので仕方ない)
フレネミー子からは「ねる子って最近おもしろくなくなったよねー」と言われましたが、それでいいのです。
やっぱりこちらを見下していたんだなぁと思った次第です。
友だちは選んだほうがいいですね。
婚活においてのフレネミーの危険性
婚活において、身近なところにフレネミーがいることは非常に危険です。
前回の記事でも書いたのですが、
「気になる男性がいるんだよね」
「えーいいなー、2対2で合コンしようよ~」
は友人の実話です。
相談内容を聞いた限り、「合コンしようよ~」の子の性格がどうもフレネミーくさい。
友人の前では本人をガンガンけなすようなことを言っておいて、ほかの人にはめちゃくちゃいい人のように振舞っているようなのです。
合コンの結果がどうなったかは聞いていないので知りませんが、最悪の場合は
気になる男性とフレネミー子が付き合って、結婚式では「恋のキューピッド」としてスピーチを読まされる未来もあり得ます。
地獄ですね。
フレネミー子は情報に敏感です!
一見オシャレで親切に見える女子も多いので注意が必要です。
ネットで調べてみても、好きな人をとられたや悪口を吹き込まれた、あるいは彼氏をとられた(!?)などの被害例がいくつかあるので、よくあるフレネミー被害と考えてよいでしょう。
「気になる男の人がいるんだー」と相談しただけで
「私も会いたい~、じゃあ2対2で合コン開いてよ~」となるようなら注意が必要です。
あとは
「3人で食事しようよ! あなたにふさわしい男性か見極めてあげるから」
というパターンも要注意です。
(何様でしょうか!??)
単におせっかい焼きの可能性もありますが、フレネミー子が上記のことを言うときは、警戒しましょう。
- その場でフレネミー子と彼が連絡先を交換
- 後日「あいつはやめなよ。私にちょっかいかけてきたし」となるか
- 「あれは脈ナシだよ。探ってみたけど興味ないって言ってたよ」とか
- 「なんか私と付き合いたいんだって。ごめんね☆」となる可能性が大です。
きっとロクなことがない。
相談相手は選びましょう
相談相手は選びましょう。
「気になる男性とうまくいったら、その人の友だち紹介してねー」と言う女友だちのほうがよほど信頼がおけます。
「相談は聞くしアドバイスもできるけど、あとは本人の頑張りしだいだよね」という考え方をできる人が、まともな大人です。
「私になんでも相談して! 親友でしょ?」というのはフレネミーの常套手段です。
ダメですよ!
人生の主導権を他人に渡しちゃ。
フレネミー被害に遭ったらどうする?
フレネミー被害にあったときは「見る目がなかったな」とあきらめるほかありません。言い合いをしても疲労するだけで、得るものは何もありません。
意地悪においては向こうのほうが数段上手です。
そもそも、相談する相手を間違えなければいいのですが、フレネミーは巧妙に隠しています。
こちらは長年の親友だと思っているので、見つけ出すのも至難の業です。
長年、異性に興味を持たずに趣味に突っ走ってきた女子が、唐突に婚活をし始めたときなどは、隠れフレネミー女子が動き出します
わたしの例も含めて、身近だけで2件の被害例が出ています。
婚活だけのフレネミー遭遇率です。
少なく見えますか?
かれこれ10年越しの「厳選された友人関係」だったのに、です。
それぞれ別のフレネミー子です。
ほんとうに分かりやすいくらいに妨害してきます。
「あれ…もしかして今までわたしのこと見下してたのかな?」ということに気づくと、「あれもバカにしてたのかも」「もしかしてコレもわざと…」と次々に被害が判明していきます。
そして人間不信になります。
信じてた人に裏切られ…
さながら生き地獄。
じゃあどうすればいいの?
困った時は自分で判断しましょう。
これに尽きます。
恋愛や結婚は、自分の人生を左右する重大な事件です。
相談などする必要はないのです。
自分の人生は自分で決めましょう!
分からないことがあれば、信頼がおける友だちに話しましょう。
どの子が信頼できるか分からなければ、
パートナーと幸せそうな暮らしをしている子に聞きましょう!
既婚の子でも彼氏がいる子でもいいんですが、幸せそうであることが大前提です。
幸せそうな子は、余裕があるので変につっかかることもないし、独身の時の気持ちも分かるので、いろいろな視点でアドバイスができます。
すでにパートナーと満たされた生活をしているので、困った顔の友だちがいれば何とかしてあげたいと思える心のゆとりもあります。
余裕のある友だちがいないときは
周囲が同じような状況の女子ばかりで、タラレバばっかり言ってます。
という人もいるでしょう。
人間は似たもの同士が集まりやすいので、それはどうしても仕方がないです。
「タラレバ言っている自分」に気づけたら、今後は注意をすればいいのです。
そこに気づいて脱却しようと思うのであれば、ネット上の親切な人を頼るのも手です。
わたしは読む専門なのですが、
不特定多数が回答してくれる「Yahoo〇知恵袋」なんかはおすすめです。
変な人もいるけど、まともな人が回答してくれることが多いように思います。
中には「こんな見方があるのね! 人間が出来てるなぁ」という人も。
逆にやめたほうがいいのは「ガールズ〇ゃんねる」
いいことを言う人もいるのですが、掲示板なので荒れやすいです。
掲示板という特質上、特定の人の意見をたたくような様子も見られますから、注意が必要ですね。
ただし「フレネミー」で調べると被害者の意見がたくさん出るので、そういう面では勉強になります。
フレネミーに気づいたらどうする?
残念ですが、縁を切ったほうが早いです。
共通の人間関係もあるから、かんたんには縁を切れないというのであれば、線引きをしましょう。
いままでは「なんでも話せる友だち」と思っていたところを、ぐっとレベルを下げて「知り合いたての知人」レベルのお付き合いを心がけます。
これならば失礼なことを言うことはありませんし、相手を気遣った言葉遣いもできます。
当たり障りのない話題しか出さないので、揚げ足をとられることもありません。
フレネミー子から「最近なんか冷たくない?」と言われたとしても、仕掛けてきたのは向こうです。
相手にする必要はありません。
まとめ
フレネミーにかかわると、かなり面倒なことになります。
見た目では判断できませんが「もしかして・・・」と思った方は、人間関係を整理したほうがいいかもしれません。
別にケンカ別れする必要はないのです。
「怪しいな」と思ったら、疎遠にするだけでもいいのです。
フレネミーには弱みを見せないようにしましょう。
そして本当の友だちだけは大切に交流をしていけばいいことを、わたしは学びました。
周囲の冷静な人たちは、案外すべて分かっているかもしれませんよ。
マタネ(゜B゜)ノ